Paradise and Lunch

(What's So Funny 'Bout) Peace,Love and Understanding
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | - | - |
Likkle Mai Acoustic Band × アラゲホンジ @ 西麻布 新世界


今回のイヴェントは、「レゲエ meets 民謡」 X 「ロック meets 民謡」である。と言ってしまっては何やらイロモノと勘違いされてはいけないのだが、民謡のまったく新しい可能性を目撃する、またとない絶好の機会となった。



これまでも民謡とロックを掛け合わせようと、たくさんのアーティストの試みがあったと思うが、正直どれも習作の域を出ていないという印象が残っている。しかし、今回初めて聴いたアラゲホンジはなかなか面白かった。ドメスティックなメロディ・ラインの中で、リディムを形成するドラムスとベースがとてもファンキーで、時にメロウなグルーヴ感を醸すなどブラック・ミュージック的な要素を持っていた。和太鼓の音色もラテン的な味付けで、笛のソロではダンドゥットのような響きを感じ、ギターはロックなリード・ソロを取る一方で、ソウルフルなリディム・キープが実に軽快だ。

ラストに披露された、彼らの十八番と思われる「リンゴ追分」では曲間にジョルジ・ベンの「タジ・マハール」が挿入されていたのが強く印象に残った。メムバー各々の個性も実に魅力的だった。



一方、Likkle Mai Acoustic Band は、大熊さんとの出逢いによって、ヌエバ・カンシオンや唖蝉坊に触れ、音楽の幅が大きく広がってきたが、更に民衆の音楽として、民謡へと深化していくことは必然だったのかもしれない。

この日は何と和装で登場したリクル・マイちゃん。金髪、パナマ帽と着物が何の違和感もなく馴染んで、ウクレレを抱える姿は不思議と言えば不思議だが、今回のイヴェントに賭けるマイちゃんの気合の程が良く分かる。

レゲエ・ミュージシャンが民謡とどのように関わっていくのかということは、なかなか難しい作業だと思うが、バンドの盟友たちとのヴァイブレーションは見事で、まったく新しい形でレゲエと民謡が融合していた。すでにライヴで何度か聴いている「スレンテン秋田音頭」などは、すっかり彼らの持ち歌となっていたし、今回は更に「相馬盆唄」「チャグチャグ馬コ」をレパートリーに加え、彼らは前人未到の地を邁進していくようでもあった。

また、新曲「北国の春」は"フォーク・レゲエ"とも言える曲調で、震災から3年経ったマイちゃんの故郷東北に捧げられていたが、曲の中盤からバンドの演奏が加わっていく瞬間などは質の高いバンドならではの重量感を感じた。



アンコールではアラゲホンジとのセッションとなり、初めて聴く、強烈なルーツ・レゲエ・リディムで刻まれる「ドンパン節」には圧倒された。インドネシアのスリンを思わせる笛の響きにダブが加わるなど内田さんのミックスも光り、さらに装いを新たに再演された強烈なリディムの「秋田音頭」。いやはや、こんな個性のある面白いサウンドが聴けるのは世界広しと言えども、この現場だけだろう。素晴らしい瞬間を目撃できた幸運に感謝である。



01. Exodus > Likkle Struggle > 東京音頭
02. 秋田音頭
03. 相馬盆唄
04. のんき節
05. 虹の舟歌
06. チャグチャグ馬コ
07. Home, Sweet Home
08. 北国の春 > 北国の春
09. Why Are You In A Hurry?
10. ダンスガスンダ

E1. ドンパン節
E2. 秋田音頭

E1-2 with アラゲホンジ
| paradise | 本日のLIVE IV | comments(1) | trackbacks(0) |
スポンサーサイト
| スポンサードリンク | - | - | - |
民謡ロックに民謡レゲエ。刺激的な夜でした。
DJも面白かったね。

金髪に着物、パナマ帽。それにしてもマイちゃんはいったいどこへいくのだろう。

東北の秘湯でリクルマイバンドを聴きたくなりました!
| がるそん | 2014/05/11 10:28 PM |










http://paradise.jugem.cc/trackback/1203


   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< March 2017 >>

このページの先頭へ