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De La FANTASIA 2010 @ 新木場 Studio Coast


「De La FANTASIA 2010」とは随分とお洒落なネーミングである。さしずめ「World Happiness」にヴァン・ダイク・パークスが参加したような豪華な面子はやはり見逃すことはできず、久し振りに新木場Studio Coastを訪れた。事前発表のタイム・テーブルでは結構な長丁場なので、こちらはお洒落とは程遠いが、開演前に牛丼大盛で腹ごしらえをする。

■高木正勝
アートなヴィデオをバックにニュー・エージっぽいピアノで独特の世界を築く。ヴィデオは単なるBGVというよりもかなり強いメッセージを感じた。

■トクマルシューゴ
5人によるバンド編成。なかなかのメロディ・メイカーだとは思うが、朝霧の時と同様、どうしても「ラジオ・スターの悲劇」の印象が強く残ってしまう。

■TYTYT
高橋幸宏、宮内優里、高野寛、権藤知彦によるDe La FANTASIAのためのスペシャルユニット。それぞれのイニシャルを採ったというユニット名だが、顔文字のような字面の面白さからの命名だろう。エレクトロニカとアクースティックの響きが実に良い塩梅である。まあ、メンバーを見れば、ある程度想定内のサウンドではあるが、高野寛のメロディ・センスも光り、鼓膜を心地良く刺激する。ゲストの原田夏美の参加でpupaとの違いが分からなくなった。

■細野晴臣グループ
細野晴臣、鈴木茂、高田漣、伊賀航、伊藤大地によるグループ。セット・チェンジの間、会場内には古いカントリー・ミュージックのBGMが流れ、これから始まる細野さんの新曲披露に期待感が高まったが、H.カーマイケル、E.プレスリー、C.ベリーらのカヴァーと新曲が半々といったところ。サケロックの星野源に書いたという「ただいま」や「シャンソン風カリプソ」なる新曲を聴くとニュー・アルバムは結構歌心のあるフォーキーな作品になりそうで期待大。

■Clare and The Reasons
今、最も旬なブルックリンで活躍するユニット。ノスタルジックなのか、はたまた近未来的なのか、何とも独特の雰囲気を漂わす。ヴァイオリン、チェロを使用した室内楽サウンドは素直に琴線に響く。それにしても、クレア・マルダーにしてもイナラ・ジョージにしても父親世代とは全く違った新しい感覚のポップ・ミュージックを創り出しているのは面白い。

■Van Dyke Parks
やはり米国の音楽を聴き続けてきた者なら今回のライヴをミスする訳にはいくまい。実は個人的にはソロ・ライヴを拝見するのは初めてなのでかなり興奮していた。シンプルなステージに現れたマエストロはダン・ペンのようなオーヴァー・オールのジーンズを着用していたのが可愛らしい。冒頭の「Jump!」から立て続けに3曲披露したのは意外だったが、続いて彼の少ないリーダー作品から満遍なくセレクトされたセット・リストはショウ・ケースとしては丁度良かったか。また、直前の米国ツアー同様、クレア・マルダーをヴォーカルに迎えた「He Needs Me」、そして美しいアレンジを施された「Heroes and Villains」も鳥肌もの仕上がり。ヴォーカルは伸びやかで、とても70歳前とは思えない。意外にも丁寧なMCと「Get out of here!」の口癖が可笑しく、円やかな人柄とお見受けした。まさに「POP LEGEND」のサブ・タイトルに相応しい音楽に接することができた。ボクの頭の中には今でも「Wings Of A Dove」が流れている。



16時からおよそ6時間のスタンディングは流石に足に堪えたが、各アーティストともコンパクトながらもそれぞれのエッセンスを濃縮させた充実したライヴだった。

| paradise | 本日のLIVE II | comments(2) | trackbacks(0) |
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新木場はちょっと遠いし、耳の調子も良くなかったし、6時間のスタンディングは足腰に堪えたけど、やっぱ見逃さなくて良かったわ。あらためて、ヴァンダイクの音楽の素晴らしさを痛感できたし、初体験のクレア&ザ・リーズンズも面白かった。しかし吉牛大盛りとは奮発しましたな(笑)。
| garsoi | 2010/11/23 10:52 PM |

面子的には同じようなサークルだったけど、実に多様なPOPミュージックを聴かせてもらった気がする。特に若い世代のアーティストはまだまだ変化していく可能性を感じましたね。考えようによっては「Legend」というのは少し違ったかも…。
ところで、貴君も耳の調子が悪いのに果敢に参加するとは脱帽です。お大事に。
| PAL | 2010/11/23 11:26 PM |










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