Paradise and Lunch

(What's So Funny 'Bout) Peace,Love and Understanding
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | - | - |
あさぎり天空まつり 2010 @ 朝霧高原ふもとっぱら (2) 


やはり、「天空まつり」のこれくらいの動員数が丁度良い。人にぶつかるわけでもなく余裕があるスペースは「まったり」と過ごすのに丁度良い。アメニティも快適でトイレの行列は皆無。ただ飲食店の出店が思ったより少なかったのは予想外だった。比較的年齢層も高く、家族連れも多くオート・キャンプなので自炊型のパーティなのだろう。


  • ズクナシ
    先日茅ヶ崎で拝見したズクナシと再会。彼女達の演奏力の素晴らしさもさることながら、ギターのMCが結構シャレが効いている。オリジナル「チョキチョキマンのテーマ」が頭から離れない。


  • sardine head
    彼らも、楽しみにしていたバンドのひとつ。東京ローカル・ホンクとの共演で初めて拝見した時は、その演奏力の高さに度肝を抜かれた。今回もザッパでデッドなインプロを見事に披露してくれたが、複雑極まる楽曲をクールにプレイする様は地味なのにカッコ良すぎ。近々米国でもライヴを行うという。おそらく、この国では比べ物にならないくらいのたくさんのジャム・ファンに強烈にアピールするはずだ。逆輸入すればブレイクしたりして。


  • rainman
    今回初めて拝見したが、なかなかの人気である。ヴォーカル氏の歌い方は濁声だがリリックを大切にしているようで良く聴き取れる。ブルーズを基本にした男気を感じさせるワイルドなテイストが持ち味か。どちらかといえばドメスティックな風情の印象が残るバンド。「People Get Ready」や「No Woman No Cry」の和訳カヴァーも。





それにしても「天空まつり」は夜が綺麗だ。ライティング・アートは勿論だが、この日、天空に浮かんだ満月は本当に美しかった。


  • China Cats Trips Band
    今回の出演者の中の最古老バンドだが、実は今回初めて拝見する。まさにヒッピー・カルチャーを継承するデッド・ヘッヅ・バンド。月光の元、美しいギターのサウンドに導かれて歌われた、和訳「イマジン」はMCも含め、単純すぎることは分かりつつも気分は高揚した。若干ピンク・フロイド・テイストも内包するが、全体的にオリジナルのサウンドは予想していたよりもドメスティックな肌触りでバタ臭さは意外に少ない。


  • 火の鳥 with China Cats Trips Band
    忘れてはいけないのが「火の鳥」のパフォーマンス。素晴らしい踊りに思わず固唾を呑んでしまった。このパーティにはなくてはならないパフォーマンスなのだろう。人垣の多さはバンドの演奏以上だった。


はじめて参加した「天空まつり」だったが、手作り感があって本当に気持ちの良いパーティだった。野外フェスは人が多過ぎると快適さが損なわれるし、この「天空まつり」は絶妙なバランスの上に成り立っているような気がした。オーガニックな自然派志向のヒッピー・パーティというイメージによって、若干敷居が高いことが幸いしているのかもしれない。まあ、個人的には来年も是非寄らせてもらおうと思う。
| paradise | 本日のLIVE II | comments(2) | trackbacks(0) |
あさぎり天空まつり 2010 @ 朝霧高原ふもとっぱら (1) 


毎年必ず参加してきた「朝霧ジャム」が今年は見事に「京浜ロック」とバッティングしてしまった。悩ましい選択ではあったが、既にライン・アップが発表されている「京浜ロック」に心を惹かれ、残念ながら「朝霧」の連続参加は断念した。
しかし、年に一度は富士山麓でキャンプをしたい。そこで、今年は盛夏に開催された「天空まつり」に初めて参加してみた。会場の「ふもとっぱら」は「朝霧アリーナ」の近くだが、もっと奥にあってご覧のように広々していて大変に気持ちが良いキャンプ場である。



「天空まつり」は今年11回目を迎える、朝霧ジャム以上の歴史を持つイヴェントである。独特の世界観を持つアーティストをメインに、デッド・ヘッヅを中心としたコアな観客が濃密な空気を醸しだす、なかなかミラクルなパーティであった。ということで、以下、気になったアーティストを備忘録としてピックアップ。


  • Ray X RIDDIMATES
    レゲエ、ラテン、ボサノバなどを抜群のグルーヴ感でこなすRIDDIMATESをバックに従え、これまた抜群の歌唱と美貌を誇るRayのコラボレーション。「マシュケナダ」にしても「リンゴ追分」にしても、ホント歌が上手かった。


  • blues.the-butcher-590213
    最近フェスに精力的に出演しているホトケ率いるブッチャー。猛者たちが生み出す見事なグルーヴは本来ブルーズがダンス音楽であったことを再認識させてくれる。これで身体が揺れないヤツは完全な不感症だ。


  • cro-magnon
    今回、楽しみにしていたバンドのひとつ。テクノロジーを駆使しながら複数の楽器も使いこなす3ピースバンドの音はまさにジャンルレス。一つの枠には収まりきらない自由奔放さはMMWにも通じるか。ジャズな肌触りも心地よいが、結構キャッチーなメロディで身体を揺さぶられる。インストルメンタルなマイケル・ジャクスン・メドレーやギター・リフを多用したハード・ロック・スタイルなど次に何が飛び出してくるのか分からない楽しみがある。しかし、一本筋が通っているのでとっちらかった印象がないところが、これまた凄いところである。シャイなMCも好感度高し。

  • a-fank syndicate
    豊橋で活動するサザン・ロック・テイストを内包したジャム・バンド。オールマンズ「ジェシカ」のサビをさり気なく入れるあたりはオヤジ泣かせ。
| paradise | 本日のLIVE II | comments(2) | trackbacks(0) |
すみだ錦糸町河内音頭大盆踊り2010 @ 竪川親水公園
ボクと河内音頭との出会いは多くの御仁同様、「日本土着のファンキーな音楽」と言う文脈でマガジンやP-Vine周辺で熱心にアプローチをしていたのがきっかけである。当時は面白半分という気持ちがあったのは否めないのだが、そうでもなければ、なかなか「河内音頭」に触れる機会はなかったはずだ。ましてや関東地方に住んでいれば尚更の事である。
さて、今年で29周年を迎えるという「錦糸町河内音頭」。ボクは過去に何度か足を運んだことがあるが、今年、久しぶりに聴いてみたくなって仕事帰りに出掛けてみた。(実はかつては、河村要助氏のオフィシャルTシャツを買うのが目的だったのだ…。)
今年は初めて会派対抗の音頭合戦の形式にしたとのことで、これが河内音頭本来の形式だと言う。伴奏陣は各会派毎のオリジナル・バンドで音頭取りが順番に喉を披露するという、いわゆるショウ・ケース形式である。


鉄砲光丸

この日は、まずは鉄砲光丸会の先攻。ボクが会場入りした時は、ベテランの浅照が音頭中だった。続いてフルアコを抱えての司家征嗣が熱唱し、トリが鉄砲光丸である。櫓というより通常のステージが用意され、ライヴのように音頭取りをしっかりと「観る」ことができる。そのせいかだろうか、今までよりも音がデカイ。しかも音響が良いので音頭が良く聴き取れる。
ちなみにPA卓の前にはテーパー・エリアのようにマイクが立っていたところを見るとコアなファンがいるのだろう。


山中一平&河内オンドリャーズ

中盤に特別ゲストとして山中一平&河内オンドリャーズが登場。「釜山港に帰れ」やオリジナル「OSAKA ミッドナイトブルース」、そして「河内十人斬り」などヴァラエティに富むショーである。この山中の喉を凄腕ミュージシャン、河内オンドリャーズの演奏がしっかりと支えている。音頭のエンディングがブルーズ・ブラザーズ顔負けの「I Can't Turn You Loose」のフレーズとは恐れ入った。


壮観な「ビッグ・ボン・ダンス・ヤード・スタイリー」

そもそも「盆踊り」は基本的には踊りである。大勢の老若男女が一斉に踊る様は、まさに壮観の一言に尽きる。


鳴門家 "ヤンレー" 寿美若

後攻は鳴門会。いきなり師匠の鳴門家寿美若が登場し、最新シングル盤「寿美若のヤンレー節」を披露。B面もカラオケで披露しなかなかの営業マンだ。その後は、順に若手の鳴門家加寿若、堺家小利貴丸、紅一点の鳴門家寿々佳、そして大トリとして鳴門家寿美若が再登場して見事な喉を披露して締め括った。
日頃馴染みがあるわけではないが、たまには、ビール片手に「大阪焼き」を食しながら、「日本土着のファンキーな音楽」河内音頭を聴く夏もおもしろい。
| paradise | 本日のLIVE II | comments(4) | trackbacks(0) |
湘南茅ヶ崎ビーチパーティ 「エンドレスサマー2010」


昨年開催された茅ヶ崎ビーチパーティが今年も奇跡の2回目開催となった。しかも、今年は週末二日間の開催である。(ボクは二日目のみの参加ですが…)。去年がとても気持ちの良いイヴェントだったので、今年は更に盛り上げようということなのだろう、主催者の意気込みが感じられる。今回は「個人協賛」という任意の「一口1,000円」を募っていたが、フリー・イヴェントでも当然たくさんのお金が必要なわけで、このような形もありかと思う。勿論ボクも協力させて頂き、特製タオルを首に巻いての参加となった。
ステージは去年よりも西側に移動して広々とした感じにはなったが、如何せん日除けがない。まあ、夏のビーチ・フェスらしいと言えばそれまでだが、開演時間の13時頃の灼熱の砂浜と刺すような日差しには参った。とても裸足では踊れません。


  • らぞく
    藤沢出身の3ピース・ジャム・バンド。昨年の朝霧で初めて体験したが、相変わらずの卓越した技で見事なグルーヴを生み出す。オリジナル「Happy Lives」等に加え、Phishの「First Tube」をカヴァーするなどジャム・バンドならではのセレクトに感心。アンコールでサザンの「みんなのうた」を披露したのは桑田と茅ヶ崎へのリスペクトだろう。


  • COOL WISE MAN
    スカ、ロック・ステディ、レゲエとジャマイカン・ミュージックのエッセンスをしっかりと伝えるクールな賢者。朝霧で拝見した時よりも陽気なパフォーマンスが印象に残る。


  • ズクナシ
    最近、名前を目にする機会が多いズクナシ。くのいち4人組のソウル・バンドと言えば初めて観る者にとっては期待が高まるというもの。実際、迫力のあるソウルフルでファンキーなリズム・セクションはなかなかのもの。勿論、ヴォーカルの存在感は特筆モノだし、グルーヴ感たっぷりのクラヴィネットの音色が気持ち良い。


  • copa salvo
    ラテンをメインにした大所帯のバンド。渋めのラテン音楽はビーチ・サイドに良く似合う。リーダーの煽りMCが所謂ドメスティックなロックン・ロール・バンドにありがちな芸風で少し入り辛いところはあるが、ラテンも正真正銘のヤサグレの音楽であることを考えると、こういう演出もありか。勿論、それだけの技量があるバンドである。

ジャム、レゲエ、ソウル、ラテン。真夏の湘南の砂浜で聴くライヴで、しかも所謂ステレオ・タイプな湘南サウンドではないところが良い。今最も旬なアーティストをこれだけ集めて、しかもフリーとは素晴らしい。企画した主催者に感謝である。
| paradise | 本日のLIVE II | comments(2) | trackbacks(0) |
東京ローカル・ホンク @ 横浜 STOVE'S


横浜Stove's。ここは以前、ケニー井上と3/4ホンクのコラボを拝見したことがあるサムズ・アップ直系のこじんまりとしたライヴ・バーだ。ウィークデイだが、20時30分開演ということで、余裕を持って会場に。事前には「小音量セットのホンク」という触れ込みだったのでアンプラグドなのかと思いきや、いつも通りのセットが組まれていた。



オープニングはここ最近、定番になった感のある「砂山」から始まる「ハイウェイソング」だ。この「砂山」は、以前書いたことがあるかもしれないが、ボクの場合、童謡というよりデティ・クルニアが「SUMAYAMA」(久保田麻琴プロデュース)としてカヴァーしたのが印象に残っている。今度フルでカヴァーしてもらえると嬉しい。

カヴァーつながりで言えば、今回のセットのポイントは10日程前に企画された「清志郎をみんなで聴こう、歌おう、楽しもう!!」でも披露されたキヨシローのカヴァーのコーナーだろうか。06.はゲンジ君のソロでは何度か聴かせてもらったが、バンドで聴くのは今回初めて。07.は曲自体初めて聴くなかなか渋い選曲である。キヨシローのカヴァーというのはオリジナルの個性が非常に強いので比較的難しいと思うのだが、ゲンジ君のヴォーカルは奇をてらうわけでなく上手くカヴァーしている。



ニュー・アルバムのレコーディングはまだ続いているということで、リリースは大分先のことになりそうな雰囲気だが、ライヴでは概ね新曲が披露されてきた。既にライヴの定番となりつつある、04. 05. 10. 13. 15.に加えて、季節的に今は少し時期が違うが、確か「冬眠」「冬の便り」という曲もあったかと記憶する。どの作品も優しさ溢れる作風でリリースがホント待ち遠しい。

そのホンクの作品の底流にある「テーマ」に沿って、セット・リストもその場の流れでゲンジ君が変更しているようで、このあたりの自由度が本来のライヴの魅力でもある。後半はいつものようにデッドっぽくなり、アンコールの「カミナリ」は何度も聴いているが、10分を超える長尺ジャムにはやはり興奮してしまった。ケンタさんのベースがあんなにエフェクターを駆使しているとは思わなかったし、ギターのフィードバックも刺激的だった。そしてラストにポップな「車のうた」で観客一緒に盛り上がれるところがまたこのバンドの堪らない魅力なのだ。

(1st Set)
01. 砂山 > ハイウェイソング
02. 海辺の家の一週間
03. いつもいっしょ
04. 目と手
05. おいでおいで
06. よそ者 (RCサクセション)
07. ワザトFEEL SO SAD(CANADA SEVEN) (忌野清志郎)
08. おいのりのうた
09. 生きものについて Beautiful No Name

(2nd Set)
10. 新曲(タイトル未定 A.K.A."エスナオミ")
11. おにぎりソング
12. 遠い願い
13. 拡声器
14. 弱気なアマノさん
15. 昼休み
16. ききたいこと
17. 社会のワレメちゃん
18. お手紙

E1. カミナリ
E2. 車のうた
| paradise | 本日のLIVE II | comments(2) | trackbacks(0) |
ボブズ・フィッシュ・マーケット @ 日ノ出町グッピー
伝説のライヴハウス「グッピー」が今月一杯でその長い歴史に幕を閉じる。
今年で39年目というのだから、「伝説」と言っても決して大げさではないだろう。70年代を通して、音楽誌のライヴ告知で良く見かけた同店の名前は、個性あるアーティストの出演で一目を置いていた記憶があるのだが、終ぞ訪れる機会がないままになっていた。ここ暫く名前を見聞きしないと思っていたら、とあるサイトで本日のライヴを知った。今だ健在だったとは知らず、全く持って不明を恥じ入るばかりである。

日ノ出町は横浜のディープなダウン・タウンとして名を馳せるが、お隣の黄金町とともに最近浄化が進んでいると聞く。しかし、駅前には殿方の社交劇場が依然として威容を誇り、コアな趣味の映画館周辺にはコアな人々が集う。ホッピー酒場は競馬客に占領され、門外には居心地が悪い。そんな町全体が醸す独特の異臭は、初めての訪問者に、この町が普通の町ではないことを悟らせる。おそらく「グッピー」開店当時は、今よりも、もっと猥雑な空気に満ちていたことだろう。



ここがロックなお店であることを示すサインとして、「Let It Be」の大きな写真と反核マークが掲げられているところは、まさに時代の生き証人としての風格すら感じさせる。店内は外から見るよりも広くしっかりとした造りになっており、意匠や醸しだす雰囲気には数多のライヴを生み出してきた歴史の重みが感じられ、今更ながら閉店するのが惜しい気分になってくる。



  • The Hot Watts
    この日は対バン形式で、まずはThe Hot Wattsの登場。地元で活動するブルーズ・マナーを基本にした、結成25年になるというミラクルなバー・バンド。演奏はしっかりとしており、ブルーズの名曲の替え歌など笑える歌詞が持ち味か。ルイ・ジョーダンの「カレドニア」の「蟹ドリア」には抱腹。



  • ボブズ・フィッシュ・マーケット
    白状してしまうと彼らの音をしっかりと聴くのは実は今回が初めてである。フロント・マン、敦賀隆のオリジナル曲は総じて、アメリカン・ロックに対する憧憬がサウンドにストレートに反映されるよりも、夕焼け楽団がカヴァーした名曲「また吠えはじめたよ」に代表されるように、もう少し湿り気があるというか、叙情的でドメスティックな肌触りを感じた。朗々と歌い上げた「That Lucky Old Sun」もその系譜に入るだろう。


    一方、もう一人のフロント・マン、日倉士歳朗が日本語で歌い上げた、ジェシ・エド・デイヴィスの「White Line Fever」のカヴァーやオリジナルのブルーズは、直接的にブルーズをフォーマットにした極太なサウンドで、彼のダミ声とも良く似合う。このあたりの二面性が彼らの魅力なのだろう。


    とは言え、アンコールを含めたラストのザ・バンド3連、「The Night They Drove Old Dixie Down」「I Shall Be Released」「The Weight」に彼らの本当のルーツを見た気がした。
    思えば、ボブズには何故か縁がなかった。デビュー盤の出た微妙な時期が起因しているのかもしれないが、彼らがデビューしたライヴ・ハウスの「ラスト・ワルツ」に間に合ったのはこれも何かの縁かもしれない。デビューから30年。人生の出会いなんてそんなものだ。今は無性に彼らのデビュー盤を聴いてみたい。



それにしても39年・・・。奇しくもボクの音楽遍歴と同じ年数である。
| paradise | 本日のLIVE II | comments(2) | trackbacks(0) |
キセル @ 葉山 Blue Moon


連日の猛暑でさすがに夏バテ気味ということで本日は久し振りに休暇を取った。さすがに日中は外に出る気もしなかったが、夕刻過ぎには愛用の自転車を葉山まで走らせ、今年初のブルー・ムーンへ出掛けた。
金曜日だが、やはりウィーク・デイなので空いており、何とか良席を確保し、まずは生ビールを一気に飲み干す。眼の前に広がる夏らしい濃紺の海、雲に照らされる夕陽が美しい。この時間帯の海は実に気持ちが良い。



先日のMDTで初めてバンドを帯同したキセルを観たが、個人的には二人だけのキセルが好きだ。特にここブルー・ムーンでのパフォーマンスは彼らの浮遊感のあるサウンドと波の音とが重なって、ここだけの雰囲気が創り出されていく。実はセット・リストも凝っていて、「夏」「波」「月」に言及したものが多い。二人ともここでのライヴを楽しみにしていることから、しっかりと考えられているのだろう。勿論、8月6日ということで、予想通り「エノラ・ゲイ」も演目に加えられた。そう、ボクの中ではキセルは夏の日の記憶として刻まれている。



(1st Set)
01. うぶごえ
02. ピクニック(お墓でランチバージョン)
03. 枯れ木に花
04. とおい友達
05. エノラ・ゲイ
06. サマタイム
07. 夕凪

(2nd Set)
08. 星のない夜に
09. 星空
10. 君の犬
11. ひみつ
12. 夜の名前
13. ギンヤンマ
14. いつまでも

E1. ナツヤスミ
| paradise | 本日のLIVE II | comments(2) | trackbacks(0) |
The Wild Magnolias @ Billboard LIVE 東京


マルディグラ・インディアンの伝統を直接体験できるということで楽しみにして行ったビルボード東京。ボー・ドリスは不在でも、ワイルド・マグノリアス名義なので、終始ニュー・オーリンズ・ファンク濃縮のパフォーマンスかと思いきや、前半は山岸潤史のパワフルなギターを中心に、日本人キーボード、小牧恵子も加えた完全なブルーズ・バンドのノリ。勿論、山岸のギターも楽しみのひとつではあったが、ベース氏がリード・ベース(?)を弾いたり、観客にベースを弾かせてみたりとかなり目立ちたがり屋で、しかも結構な長尺ブルーズが続くものだから、いつもこんな構成なのかしらんと、聴きながら少し心配になる。

しかし、後半は見事なコスチュームで着飾ったフロント3名が登場するや、客席にビーズを投げ入れたり、一気に祝祭ムードとなる。サウンドは勿論、期待するニュー・オーリンズ・ファンク一色で「IKO IKO」で幕開け、先日有山岸で披露されたギター・イントロの「Tipitina」や「Hey Now Baby」など痒いところに手が届くような展開。セカンド・ライン・ピアノもしっかりと堪能できるなどコンパクトながらもエッセンスは伝わってきた。しかし、終盤に観客をステージに上げ、タンバリンを叩かせたり、一生懸命盛り上げようとしていたが、如何せんビルボードという場所柄、お行儀の良いノリに終始したのは致し方ないところか。やはり野外フェスの開放的な雰囲気の中で観た方が、より現地らしい気分が味わえたかもしれない。
| paradise | 本日のLIVE II | comments(2) | trackbacks(0) |
小坂忠 with 鈴木茂、中野督夫 @ 横浜サムズ・アップ


題して、「HORO 2010 完熟トリオ、フジ・ロックに行く。前夜祭!」
残念ながら、個人的にはフジ・ロックはパスしてしまったのだが、今年は還暦前後の完熟トリオがアヴァロンに立つという、その前哨戦である。
サムズで忠さんを観るのは3回目だが、今回は、件の3名に加え、サポート・メンバー4名(高野寛、堂島孝平、Asiah、永原元)が参加し、差し詰め、苗場のリハーサルといった感じのパフォーマンスを披露してくれた。どのような経緯でフジに出演することになったのかは分からないが、忠さんを中心に肩の力が抜けながらも大いに盛り上がっている様子が微笑ましかった。

今回はドラムレス、ベースレスだったので、どんな感じのパフォーマンスを行うのかと期待していたが、ケニア帰りの永原元のジャンベが思いのほか忠さんの楽曲と相性が良く、ギターだけのサウンドに彩を添えていたのが印象に残った。忠さん自らも叩き、かなり楽しんでいるようだった。

やはり忠さんといえば「ありがとう」と「ほうろう」だ。今回「ありがとう」を二種類のヴァージョンで聴けたことはサプライズだったし、お約束の「ほうろう」からの曲も、流石に最近改めて歌い直しただけあって、滋味深い歌唱には感心させられた。「機関車」なんて、ホントにソウルフルで、こんな歌手はなかなかいない。

熟年トリオ(妙なネーミングだけど…)が自分たちで盛り上がりつつも、堂島君ら新しい世代がしっかりとサポートしているのは何とも頼もしく感じたし、何だか苗場に弾丸ツアーを敢行したい気持ちになってきたね。

(1st Set)
01. 6AM (堂島孝平)
02. マイ・キャロライナ・サンシャイン・ガール (中野督夫)
03. アイスクリーム・ショップ・ガール (小坂忠、堂島孝平)
04. Birthday (小坂忠)
05. everyday angel (小坂忠)
06. ありがとう (小坂忠、高野寛)
07. 明日の空 (高野寛)

(2nd Set)
08. People Get Ready (小坂忠、Asiah)
09. 氷雨月のスケッチ (小坂忠、鈴木茂)
10. ほうろう (小坂忠)
11. 機関車 (小坂忠)
12. What A Wonderful World (小坂忠、Asiah)
13. ありがとう (小坂忠、鈴木茂、中野督夫)
14. 花いちもんめ (鈴木茂)
15. 雨はいつか (中野督夫、小坂忠、鈴木茂)
16. しらけちまうぜ (小坂忠)

E1. I Believe In You (小坂忠)
E2. ふうらい坊 (小坂忠)
| paradise | 本日のLIVE II | comments(2) | trackbacks(0) |
夜のドッキリヤミ市場 @ 六角橋商店街


六角橋商店街。こんなに風情のある商店街が横浜に残っていたとはちょっとした驚きだった。きっと再開発の波にポッカリと取り残されてしまったんだろう。ちなみにボクの地元で言えば丸七商店街が生き残っているようなものかな。今ではどこの町に行っても同じような風景になってしまったので、これはミラクルだ。







そんな商店街で企画されている「ドッキリヤミ市場」は地元の神奈川大の学生と協力して開催されているようで、フリーマーケット、ライヴ、プロレスと企画内容がなかなか面白い。



商店街のあちらこちらでライヴが行われていて、曲の合間には隣のジャズ演奏が聞こえて来たりと何ともガヤガヤとした雰囲気が堪らない。Sachikoも薬局の前でライヴを行っていた。相変わらず綺麗な声だ。ビートルズの「I Will」のカヴァーが良かった。



東京ローカル・ホンクのライヴは夜の9時過ぎから、アーケード街から車道への通路のような「ふれあい広場」という狭いスペースで車道に向かって演奏する形で始まった。地元の方以外、以前からお顔だけは拝見したことのある熱心なファンの方も何人か集まっていた(ボクも同じか…)。今日のオープニングはデッドな感じのインプロから童謡「砂山」のフレーズを入れ込んで「ハイウェイソング」だ。チョッとした味付けが相変わらずカッコ良い。

タイトル未定曲(ゲンジ君はそろそろ決めなくちゃと言ってた)と「目と手」はますますイイ感じに仕上がってきている。どちらもハーモニーが素晴らしいし、特に後者はいよいよスティーリー・ダン化してきたようだ。井上君のリード・ギターが随分と活躍している印象が残った。

活気のあるここの商店街だって勿論シャッターが降りたお店もある。そんな商店街で聴く「昼休み」は実に現場感があった。リリックが情景を描写して分かりやすいこともあってか、初めて聴いている地元の方も真剣に耳を傾けていたような気がする。

アンコールは、ここ最近、定番となりつつあるアンプラグドの「サンダル鳴らしの名人」。いつも思うんだけどクニオさんの「モミテ」手拍子が渋すぎ?



01. 砂山>ハイウェイソング
02. おにぎりソング
03. いつもいっしょ>
04. 新曲(タイトル未定 So-called "エスナオミ")
05. 海辺の家の一週間
06. 目と手
07. 昼休み
08. 社会のワレメちゃん
09. お手紙

E1. サンダル鳴らしの名人
| paradise | 本日のLIVE II | comments(2) | trackbacks(0) |


      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< April 2017 >>

このページの先頭へ