Paradise and Lunch

(What's So Funny 'Bout) Peace,Love and Understanding
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | - | - |
NO NUKES 2012


開催が発表されてからずっと気にはなっていた「NO NUKES 2012」。会場のロケーションもあって、何となく様子見をしていたら、何と初日にクラフトワークが急遽参加するという報で一気に背中を押されてしまった次第。やはり教授の顔の広さかなのか、フェスの趣旨に賛同して出演したアーティストは実にヴァラエティに富んでいる。

ASIAN KUNG-FU GENERATION
アナログフィッシュ
ソウル・フラワー・ユニオン
元ちとせ
HIFANA
難波章浩
the HIATUS
YMO + 小山田圭吾 + 高田漣 + 権藤知彦
KRAFTWERK
今回、初めて観るアーティストも多く、気合十分なパフォーマンスを魅せてくれ、フェスらしい楽しみ方ができたが、やはり、どのアーティストもMCで「脱原発」のメッセージを真摯に語っていたのが印象深かった。しかも付け焼刃ではなく、しっかりとファンの心に響く言葉だ。まあ、面子を見ればこれまでも、きちんと自分の立ち居地を表明していたから当然と言えば当然ではあるが。



会場の幕張メッセは、ライヴを観に訪れるのは初めてだが、会場の半分が椅子とテーブルが設置されると言う妙なレイアウトだった。さすがに巨大な多目的会場なだけあって音響は褒められたものではないが、そこは最新のPA技術でしっかりと聴かせてくれたのは良かったと思う。

■ソウル・フラワー・ユニオン
思えば、こんなに大きな会場で魂花組合を観るのは初めてだ。しかもスクリーンにはメンバーの顔が大写しになる。しかし、彼らのパフォーマンスは会場の大きさに関係なく見事に観客を掴んでいたのは流石の感があった。セットリストはいつもながらのベスト選曲だが「戦火のかなた」が選ばれたのはやや珍しいか。

01. うたは自由をめざす!
02. 極東戦線異状なし!?
03. 平和に生きる権利
04. 戦火のかなた 〜BEYOND THE FLAMES〜
05. 満月の夕
06. 荒れ地にて
07. 風の市
08. 海行かば 山行かば 踊るかばね



■YMO + 小山田圭吾 + 高田漣 + 権藤知彦
この日のYMOの演奏は完璧だった。完全にフィジカルで見事なまでのファンクネスに貫かれた演奏だった。特に細野さんのベースのうねりは凄かった。オープニングは「Radioactivity」。細野流にアレンジされたクラフトワークのカヴァーを持ってきたことでしっかりとメッセージを伝え、BGVでは、さらに直接的に「NO NUKES」を訴えていた。

01. Radioactivity
02. Firecracker
03. SOLID STATE SURVIVOR
04. 中国女
05. 1000 Knives
06. Cosmic Surfin' > Absolute Ego Dance
07. 東風
08. Rydeen

■KRAFTWERK
そしてクラフトワークのオープニングも「Radioactivity」だった。しかも日本語で歌われるフクシマ。「日本でも 放射能」「空気 水 すべて」「福島 放射能」「いますぐ やめろ」。歓声が上がりはしたが、決して喝采の歓声ではない。微妙なニュアンスでそれが、原発に対する怒りを持った歓声であることは容易にわかった。

彼らのパフォーマンスはまさにヴィジュアル的にもサウンド的にも、あの「懐かしい未来世界」のイメージを懐かしいテクノで実践してくれ、さながら伝統芸のような趣でもあり、貴重なライヴ体験だった。それにしても、あの4台のテーブルは一体如何様になっているのだろうか。


これまで「NO NUKES」ライヴと言えば、1979年、スリー・マイル事故を受けてニュー・ヨークMSGで開かれた「NO NUKES」が有名だったが、これからは日本で初めて本格的に開かれた反核コンサートとして、この「NO NUKES 2012」がしっかりと歴史に刻まれることになるはずだ。

NO NUKES!


| paradise | 本日のLIVE III | comments(3) | trackbacks(0) |
blues.the-butcher-590213 with Leyona @ 元住吉Powers2
blues.the-butcher-590213 と Leyona のコラボ・アルバムがリリースされたのを教えてくれたのは盟友garson君だが、同アルバム「Go Go Power」ツアーが POWERS2 で行われるということで、盟友と気合十分で臨んだ。ここは数度訪れているが、ロケーションと言い、会場内に漂う空気感と言い、数多あるライヴ・ハウスの中でも好きな会場のひとつだ。ただ、開場から開演まで2時間もあるので、アルコールを調整するのが至難だが、サタデイ・ナイトという開放感もあり、結局はメートルを上げてしまった。

開演時間の20時にまず、blues.the-butcher-590213 が単独で登場し、ストレートなブルーズで場内を暖めていく。鉄壁のリズム隊を従えた、芸歴40年にも及ぶホトケのヴォーカルとギター、そしてKOTEZのハープとともに創りだすグルーヴはいつ聴いても身体が熱くなる。4曲目で早くも Leyona が登場し、会場は一気に華やかに。ブルーのスパンコールのアンダーに白のミニ・ドレスが何ともキュートでオヤジどもの目は完全にハート状態になってしまう。彼女はハンド・マイクで熱唱したり、得意のアコギのギター・カッティングでオリジナル曲の独特のグルーヴを紡いでいく。無茶苦茶かわいい。

彼女はどんなタイプの曲も軽くこなしてしまうが、今回特に印象に残ったのは、前半最後のニュー・オーリンズ・メドレーだ。彼女の何とも言えないハスキーなヴォーカルが曲と見事にマッチしていて、素晴らしい出来栄えだった。観客みんなで踊りながら聴けるなんて、ホントに幸せな気分になる。このコラボに間違いはないね。



01. Blow Wind Blow
02. How Blue Can You Get
03. Tell Me Mama
04. Tears Keep Tumbling Down
05. Voodoo Music
06. Same Old Thing
07. Tell Mama
08. I Know (You Don't Love Me No More) > Something You Got

01. Bright Lights, Big City > Baby,What You Want Me To Do
02. Road Runner
03. Dancin' In The Rain
04. Hey Little Girl
05. Go Go Power
06. Mojo Boogie
07. Got My Mojo Workin'

E1. Rollin' & Tumblin'



Leyona と 沼澤尚


| paradise | 本日のLIVE III | comments(2) | trackbacks(0) |
Funky Rockin' Sunday @ 横浜サムズ・アップ


昼間の上野の雰囲気からはガラリと変わって、夜は横浜で "ファンキー・ロッキン・パーティ" を楽しんできた。実はサムズアップのスケジュールを偶々チェックしていたら、「飯田雄一 & Zydeco Kicks」 の名前を見つけて楽しみにしていたのだ。



今回初めて聴いた対バンのニヒル・ブラザーズは、ニューオーリンズ・スタイルを独自に消化したスリー・ピース・バンドで、時折派手なアクションも交えた、なかなかファンキーなロック・バンド。ボ・ディドリー・リズムに乗せて身体を捩りながら弾くギターは何やら、どんとのような雰囲気もある。



飯田雄一 & Zydeco Kicks の名前からして、テックス・メックスとザディコの融合か?と想像していたのだが、ボスの横には中尾氏がしっかりと位置していることもあって、ヴィジュアル的にもサウンド的にはオレンジ・カウンティの再演といった印象だった。オープニングから「Soap Creek Saloon」や「San Antone」そして早々に「Crazy Love」まで披露するのだから会場は否が応でも盛り上がる。



勿論、ステージの両袖ではラブボードも大活躍し、更にフラーコ・ヒメネス顔負けのアコーディオンの響きも加われば、このコラボレーションならではの面白さも出てくる。客席にいた Mooney もゲストで登場するなどヴァラエティにも富む。ちなみにボスはいつも酔い潰れて演奏している印象があるが、この日は多少アルコールを口にはしていたものの、結構控えめにしている様子だった。
それにしてもオリジナルの「Cantina Angel」や「これこそ男達の人生」などテキサスの田舎臭い世界を日本語で描写する芸風は実にミラクルな存在だ。筋が通った趣味音楽を徹底して極める姿は潔い。


| paradise | 本日のLIVE III | comments(2) | trackbacks(0) |
「第5回ゆんたく高江」 @ 上野公園野外ステージ


沖縄本島北部の高江の森では米軍のヘリパッド建設に反対して、2007年以来、非暴力で座り込みを続けている人たちがいる。「ゆんたく高江」は、この高江の現状を東京でも広く知ってもらい、連帯支援を求めていこうとする集いである。ちなみに「ゆんたく」とは沖縄の言葉で何人かが集まっておしゃべりをするという意味だ。何だかとっても優しい響きを持った言葉ではないか。

「ゆんたく高江」は今年で5回目を数えるが、ボクは今回初めて参加した。夕刻から別の予定があったので全編を観れずに残念ながらホンの触りだけ観て失礼したが、主催者の真摯な気持ちが伝わるとても気持ちの良いイヴェントだった。



一本筋が通ったイヴェントでは必ずお目にかかる寿[kotobuki]。ナビィの歌声にはいつも元気付けられる。「アメイジング・グレイス」では大熊ワタルが見事なクラリネットでサポートしていた。「アリラン」では済州島の反基地闘争をしている韓国人とエールの交換も。



「沖縄高江にヘリパッドはいらない」



ヘリパッドには当然オスプレイが配備される。オスプレイの大きさを実感してもらうために布で機影をつくる。会場一杯に広がる大きさはさすがにデカイ!こんなものが墜落されたんじゃかなわない。



エイサーをバックに会場を練り歩くドラゴン。祝祭気分満点だ。



反原発デモでは常連のジンタらムータ。今回はこぐれみわぞうが体調不良で休場したのは残念だったが、しなやかにバンドのメンバーが変われる融通さもまた良い。演目はお馴染みの「ARTIGIANA」「平和に生きる権利」「不屈の民」など。特に「不屈の民」ではナビィが加わり、見事なラップを披露してくれた。この哀愁のあるメロディに世界中のどれだけ多くの民が勇気付けられたことだろうと想像する。

一昨年、辺野古へ行ったときに高江の座り込み場所を通ったにもかかわらず、陣中訪問できなかったことは悔いが残る。次回の渡沖時には是非とも訪れてみることにしよう。

やんばる東村 高江の現状
http://takae.ti-da.net/

会場でも配られていた「Voice of Takae」は高江の問題が良く纏められている。
上記サイトにPDFで載っているので、是非ご一読を!


| paradise | 本日のLIVE III | comments(2) | trackbacks(0) |
中川五郎+有馬忍バンド @ 鎌倉SPIRAL


中川五郎の一年振りの鎌倉SPIRALのライヴだ。週末でしかも8時半スタートというのは何となくワクワクして嬉しい。今年は前半はいつも通り、バンジョーとギターの弾き語りだが、後半は有馬忍バンドとの共演でパワフルなバンド・サウンドを楽しむことができた。



まずは前半、特に印象に残ったのは「生きてる場所で死なせて欲しい」だ。ディランの「Let Me Die in My Footsteps」の改作だが、
"進歩と発展を言い続ける人たち 金と便利さが彼らのすべて 変わることがそんなにこわいのいか 懲りずに同じことを繰り返す"
の一節は、この日の「NOダ」の会見を持ち出すまでもなく、見事に今の日本の現状を切り取っている。



後半は「だびよんの鳥」で藤田洋介の見事なギター・サポートを得たことで、いつもとは違った奥行きあるサウンドを楽しませてもらったが、白眉はやはり「Long Black Veil」だろうか。ザ・バンドを十分に意識した、溜めのあるリズムでアーシーに再現してみせたところは、流石に夕焼け、ミネソタの面々である。

そしてテーマソングとも言うべき、お約束の「ビッグ・スカイ」もバンドを従えたことで、五郎さんはいつも以上にロックンロールしていた。バンドとの相性も良いので、それこそ「中川五郎バンド」として暫く活動しても面白いかもしれない。

終盤、トゥー・マッチ・ドリンクの方が大騒ぎしていたのには、やや閉口したが、週末に地元でこんなライヴを観ることできるのはなかなか楽しい。

01. 言わなくていいよ
02. 罪と罰
03. 生きてる場所で死なせて欲しい
04. グーチョキパーの歌 > 僕らはみんな生きている
05. 父の日
06. だびよんの鳥
07. ロング・ブラック・ヴェイル
08. ミスター・ボージャングル
09. ビッグ・スカイ
10. 90センチ

E1. フォーエヴァ・ヤング

| paradise | 本日のLIVE III | comments(2) | trackbacks(0) |
JAPAN BLUES & SOUL CARNIVAL @ 日比谷野外音楽堂


昨年、奇跡の来日を果たしたジョニー・ウィンターがまさかの再来日をした。
今回はジャパン・ブルーズ&ソウル・カーニヴァルへの参戦で、何とサニー・ランドレスとの共演である。5月最後の日曜日はお天気にも恵まれたこともあり、日比谷野音は熱心なファンでほぼ満員の入りとなった。

まずは、ゴトウゆうぞうとカメリア・マキのお約束の芸風でカーニヴァルの幕が開ける。関西弁とブルーズの相性を楽しめるのは、まさに日本人の特権だが、ゴトウの絶妙なMCで会場がすっかり解れたところで、近藤房之助が登場した。野武士のような凄みのあるヴォーカルは磨きがかかり、仰け反るギターで超重量級のブルーズを披露してくれた。ステージにはKOTEZの姿もあった。

続く、サニー・ランドレスは芸歴は長いが、個人的には最近になって良く聴いているアーティストなので、今回のライヴはジョニー以上に楽しみにしていた。典型的なブルーズと言うよりも、独特のフレージングは一聴して彼のものであるとわかるほどユニークなロックだが、CDで聴いていた通りの超絶サウンドだった。



01. Z. Rider
02. Native Stepson
03. The Promise Land
04. Cherry Ball Blues
05. Wonderide
06. Blue Tarp Blues
07. Brave New Girl
08. Uberesso

E1. Pedal to Metal



バンドだけの軽いウォーミングアップのあと、まだ日が暮れない時間帯にジョニー・ウィンターは登場した。冒頭 "Hideaway" では何とスタンディングで演奏してくれたので歓声が沸く。何とか立っているという印象は拭えないが、決して弱々しさは感じない。セット・リストも含め、全体的には昨年と大きな変化はなかったが、存在感は流石の感があった。



アンコールの "Dust My Broom" では、サニー・ランドレスとの共演を観ることができた。近藤の姿がなかったのが残念だったが、ゴトウやマキ、そしてKOTEZも参加し、お祭りらしい大団円となったのも、このカーニヴァルならではの光景で楽しい。

今回は図らずも参加アーティストに黒人が一人もいないと言うブルーズ・カーニヴァルとなったので、若干ロック寄りだった感も否めなかったが、野外でビールを飲みながらブルーズを楽しむというのは、音楽好きにとっては、やはり至福の時間である。



01. Hideaway
02. She Likes To Boogie Real Low
03. Good Morning Little School Girl
04. Got My Mojo Working
05. Johnny B. Goode
06. Black Jack
07. Lone Wolf
08. Don't Take Advantage on Me > Gimme Shelter
09. It's All Over Now

E1. Highway 61 Revisited
E2. Dust My Broom


| paradise | 本日のLIVE III | comments(2) | trackbacks(0) |
Little Feat @ Billboard Live Tokyo


正直ビルボードのリトル・フィートってどうなんだろうと言う気がしていたけれども、予想を超えた素晴らしいライヴだった。ボクが観たのは2日目の1部。既にネットに上がっているセット・リストを見ると、各日は勿論のこと、1部と2部も外せない代表曲がダブっている以外は全く違う。成る程、1部2部を通して観ればたっぷり3時間のライヴが体験できるというわけか。

確かにローウェル時代が本来のフィート・サウンドであるのは当然だけれど、今でも6人のうち4人はオリジナル・メンバーである。それこそ、スライド・ギターが全編を通して鳴り響くわけではないけれど、骨格がしっかりとしたグルーヴ感のあるサウンドは、やはり、無二のリトル・フィート・サウンドだった。今でも一年を通して、しっかりとツアーをこなしているだけあって、バンドの現役感が違う。

新曲も数曲披露しながらも、ファンが聴きたい曲はしっかりとフォローしてくれた。中でもこの日のハイライトと思われる"Dixie Chiken"は、ポールのMCで"Double Chiken"と紹介されたように、今までに聴いたことのないようなエクステンド仕様で、中盤にベース、キーボード、ドラムスのソロ・コーナー、更には "Lively Up Yourself" のフレーズを一瞬挟み込んだ、まさにダブルの構成になっていた。この曲には満員のファンの誰もが満足したはずだ。やっぱり、この曲は無茶苦茶カッコイイ。ホント観逃さなくて良かった。
追)そうそう、PB氏も駆けつけていました。



01. All That You Dream
02. Oh Atlanta
03. Skin It Back
04. Red Streamliner
05. Rooster Rag
06. Willin'
07. Church Fallin Down
08. Cajun Girl
09. Dixie Chicken

E1. Feats Don't Fail Me Now


| paradise | 本日のLIVE III | comments(2) | trackbacks(0) |
ONE LOVE JAMAICA FESTIVAL 2012 @ 代々木公園


見事に晴れ渡った週末、代々木公園で行われた恒例のジャマイカ・フェスティヴァルに行ってきた。今年のキー・ワードがジャマイカ独立50周年と東北支援と言うわけでもないのだろうが、とにかく2年前よりも断然人出が多かった。思えば、カリブ海のひとつの島国の名前を冠したフェスでこれだけの集客力というのも凄い。



物販エリアを見て回るのはフェスティヴァルの楽しみの一つだ。やはり環境系のフェスティヴァルと違ってすべてにおいて圧倒的に色数が多く、最近のジャマイカン・テイストはかつてのように三色に限らないようだ。かつて熱心にレゲエを追いかけていた時なら思わず欲しくなるようなグッズも沢山あったが、今はあくまで眺めるだけだが、ブースの一角でナイヤビンギを奏でるグループには思わず足を止めてしまった。

しかし、何と言ってもこのフェスティヴァルの目玉はライヴだ。最近の日本のレゲエ・シーンはまったく疎いのだが、L.I.F.E BANDのステージ、特にお目当てのリクル・マイが楽しめた。所謂、湿り気のあるドメスティックなレゲエは独特の風合いがあって面白いが、東北復興支援の「Rise Again」はしっかりとメッセージを受け止めさせて頂いた。



それにしても、今年はホントに人出が多かった。特にステージ周辺はレジャー・シートが敷き詰められていて、酒盛りの団体の中を縫うようにして歩かなければならない。人の流れを妨げる場所でのレジャー・シートと言うのは如何なものだろうか。

| paradise | 本日のLIVE III | comments(2) | trackbacks(0) |
友部正人 & おおたか静流 @ 鎌倉宮太平殿


この時期、地元で10日間に渡って開催されている「路地フェスタ」だが、最終日に大塔宮で友部さんのライヴがあるというので急遽聴きに行ってきた。会場は薪能のような特設ステージが用意されているわけではなく、社務所の集会室のようなスペースだった。特に神社施設という雰囲気はないが、自宅近くだと思うと何だか不思議な気分だ。神社のこんな場所でライヴを行うとはきっと神主が代替わりしたのだろう。

まず前半は、おおたか静流のパフォーマンス。彼女のMCによれば、活動範囲はCMからNHK幼児番組まで随分と幅広いようで、ヴァラエティに富んだ歌を器用に歌う。もう少し圧倒されるような声量を期待したのだが、意外に線が細い印象を受けた。アイディアに富んだ自作の楽器を持ち込むなど、個性的なパフォーマーと言ったところか。

後半は友部さんがギター1本抱えて登場した。独特のリリックを存在感のあるヴォーカルで歌われると、場内は一瞬にして友部ワールドになる感じ。曲間では簡単なMCを挟むが決して多くは語らず、やはり歌で伝えようとする姿勢が一貫している。聴き慣れた東京ローカル・ホンクとの素晴らしいコラボレーション・アルバム『クレーン』の収録曲をギターの弾き語りで聴くと、とても新鮮に感じた。友部さんの歌を聴く時は、どうしても一生懸命リリックを追う聴き方をするが、そう言った意味では伴奏がシンプルな方が集中力が途切れずに良いのかも知れない。

お客さんは還暦過ぎと思われる昔からの熱心なファンの方や、ボクらよりも随分と若いファンの方など、実に幅広く、皆さん真剣に耳を傾けていて、会場は不思議な緊張感に包まれていた。きっと、友部さんの独特の歌の世界は、こんな風に地道に聴き継がれていくのだなぁと感心してしまったのは、やはり身近なところで聴いたからなのだろう。

01. 眠り姫
02. つばめ
03. ぼくが心に思っていたことは
04. 誰もぼくの絵を描けないだろう
05. 弟の墓
06. ダンスホール
07. (ぼくの田舎は日本です)
08. 愛について
09. 生きていることを見ているよ
10. 日本に地震があったのに
11. 歌は歌えば詩になっていく

E1. 月の光
E2. ほしのこどもたち





| paradise | 本日のLIVE III | comments(3) | trackbacks(0) |
Ron Sexsmith @ Billboard Live Tokyo


ロン・セクススミスは、1995年のデビュー以来、ずっと聴き続けているボクの大好きなSSWだが、最新作「Long Player Late Bloomer」は、これまでのアルバムの中でも、彼独特の佳曲をかなりポップでキャッチーな音に仕上げてある秀盤だったので、今回のライヴは楽しみにしていた。

週末のビルボードは、さすがに熱心なファンでカジュアル席はほぼ満席となっていた。今回は比較的良心的なプライスだったのはファンとしても嬉しい。しかも、シンプルでしっかりとしたバンドを帯同している。演目は案の定、最新作からが中心で、その中に旧作のいかにもロンらしい独特のメロディ・ラインの秀作を散りばめていく構成がとても良かった。

「Strawberry Blonde」、「Lebanon Tennessee」、「Gold In Them Hills」と珠玉の曲を生で間近で聴く幸せ。勿論、「Secret Heart」では拍手も一段と大きかったのは言うまでもない。どうしてこんな胸を締め付けるような美しいメロディを紡げるのかしらん。

思えば、彼のライヴは朝霧JAMで2004年と2006年に観ているが、彼の歌は野外も良いけれどホールでしっかりと聴く方が良い。特にビルボードのカジュアル席は音楽に集中して聴くことができるから尚更だ。最近、年齢の所為か、感動するとすぐに涙腺が緩んでしまうのだが、ここだとあまり他人に気づかれないのも良い。

仕事帰りのひと時。いまだに余韻が残る、至福の1時間半だった。



(Set List)
01. Heart's Desire
02. Get In Line
03. The Reason Why
04. Strawberry Blonde
05. Hard Bargain
06. Late Bloomer
07. Believe It When I See It
08. Lebanon Tennessee
09. Gold In Them Hills
10. Nowadays
11. Right About Now
12. Tell Me Again
13. Imaginary Friends
14. Brandy Alexander
15. Secret Heart
16. All In Good Time
17. Love Shines

E1. Heavenly

| paradise | 本日のLIVE III | comments(3) | trackbacks(0) |


     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< September 2017 >>

このページの先頭へ