Paradise and Lunch

(What's So Funny 'Bout) Peace,Love and Understanding
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The Rolling Stones @ 東京ドーム


ビッグ・ネームの来日が続いているが、いよいよローリング・ストーンズのライヴである。早いもので、あの狂喜の初来日から24年。今回で6度目となることから、個人的には、少し落ち着いた気持ちでライヴに臨んだのだが、開演前の轟音のSEに続いて演奏された予想もしなかった1曲目で完全にやられてしまった。満員の観客は最初から総立ちでサビを大合唱し、まさにスタジアム級のロック・コンサートの雰囲気を味わうことになった。

ステージ・デザインはかつてのように巨大な工場をイメージさせたり、大きな橋が架かったりといった強引な演出はなく、比較的シンプルだった。良席に恵まれたこともあるが、肝心の音響はしっかりと計算されているようで、バンドのグルーヴ感がとても良く伝わってきた。



とにかくミックは凄い。しなやかな動き、ステージ上の疾走、オリジナル通りのキーで歌い上げる安定感、まったく老いを感じさせないパフォーマンスは本当に驚異的だった。一方、キースは、IORRやGSの大事なイントロでミス・トーンがあったりして、若干ヒヤリとさせられる瞬間もあったが、ライヴ全体の大きな流れの中では、そんなことは些細なことだった。

今回のツアーの目玉のひとつはミック・テイラーのゲスト参加である。3曲だけの参加だったが、あの往年のストーンズ・サウンドを特徴付けたギター・トーンで「Midnight Rumbler」を聴くことができたのは大きな喜びだった。ギター3人衆揃い踏みのレアな光景は一生忘れることはないだろう。

かつては若者に向けられ、今やすべての世代に受け入れられるまでになったロックン・ロール。彼らは、その音楽を半世紀に渡って創り続け、今や前人未到の境地を行く。やはり、世界最強最古の現役ロックン・ロール・バンドを生の現場で体験できたことを素直に感謝したい。



01. Get Off Of My Cloud
02. It's Only Rock 'N' Roll (But I Like It)
03. Tumbling Dice
04. Wild Horses
05. Emotional Rescue
06. Doom And Gloom
07. Bitch
08. Honky Tonk Woman
09. Slipping Away (with Mick Taylor)
10. Before They Make Me Run
11. Midnight Rambler (with Mick Taylor)
12. Miss You
13. Paint It Black
14. Gimme Shelter
15. Start Me Up
16. Brown Sugar
17. Jumpin' Jack Flash
18. Sympathy For The Devil

ENCORE
19. You Can't Always Get What You Want
20. (I Can't Get No) Satisfaction (with Mick Taylor)




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Sardine Head featuring 沼澤尚 @ 元住吉 Powers2


毎回個性的なゲストを迎えて行われるサーディン・ヘッドの企画ライヴ。今回は八面六臂の活躍をみせるグルーヴ・マスター、沼澤尚を迎え入れての、まさにスペシャル企画となった。

まずは、サーディン・ヘッド単体の演奏で始まった 1st セット。齋藤丈二と川田義広がリードとサイドの担当を絶妙なタイミングでスイッチしながら複雑に織り込んでいくサウンドは実にスリリングだ。直列に並べられたエフェクター群の使い分けも見応えがある。勿論、湯浅崇のベースと、小林武文のドラムスが楽曲全体に揺ぎ無い骨格を形成していく。とにかく全員演奏技術の高さが半端ではない。ある時は、Phish、ある時は、Steve Kimock を彷彿とさせるような変則な緻密さに舌を巻いた。



休憩を挟んで、2nd セットは、いよいよ沼澤尚の登場となった。沼澤のドラミングは身体全体で楽器と対話するようにグルーヴを生み出していくのが特徴だが、緻密に組み立てられた Sardine Head のサウンド(リディム)に、どんな風に絡んでいくのかが聴きどころとなった。小林とは全く違ったファンクネスが加わることで、黒っぽい Sardine Head を聴くことができたのは貴重な体験だった。そして、何よりも、その得難い刺激をサーディンのメムバー全員が心から楽しんでいる様子が微笑ましかった。それにしても沼澤のドラムは圧倒的に個性がある。ミラクルな共演に感謝である。



(1st Set)
01. Trip On
02. Struggle
03. The Moss
04. Con-Fusion
05. River The Wild

(2nd Set)
01. Shuffle
02. New Spiral
03. Killfish Dance
04. Sun Day
05. Spaceman's Eye
06. Yellow Tale

(Encore)
01. Trick Cycling
02. Loop
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Tedeschi Trucks Band @ SHIBUYA-AX


前回の来日から丁度2年振りの 「TTB Japan Tour」。今回も中規模のホール・ライヴがセットされ、渋谷公会堂が早々に Sold Out となるなど、相変わらず根強い人気があった。ボクが観たのは渋谷AXだが、こちらもほぼ満員の入りだった。後方エリアから観るとオーディエンスがびっしり入っているライヴ・ハウスの方が何だか雰囲気があって良い。ステージ・セットは必要最小限の機材が並ぶシンプルな構成で、バックには「Made Up Mind」のジャケットのバッファローと機関車の絵が描かれた"垂れ幕"が掲げてあった。

定刻丁度に始まったライヴのオープニングは「Don't Let Me Slide」。意外にも前作「Revelator」からのセレクトだったが、イントロのデレクのギターの唸り、スーザンのソウルフルなヴォーカルが音盤で聴くよりも迫力がある。続く、最新作「Made Up Mind」は、アップ・テムポなリディムが小気味よく、バンド全体が醸しだすグルーヴにデレクの粘り気のあるギターが絡みつくように鳴り響く。この豪快なサウンドに会場は否が応でも盛り上がってくる。



今回のツアーにはゲストとして、Doyle Bramhall II が参加した。TTBの作品でも何曲か共作者としてクレジットされているから、ファミリーの一員とも言えるが、こうして同じステージに立つと、デレクとは対照的に派手なタイプのプレイ・スタイルなのが興味深い。最近の風体は、いかにもホワイト・ブルーズ・マンという印象を与えるが「Meet Me At The Bottom」 を聴いていたら、何となくクラプトンを連想してしまった。
(何とこの日は、2階席に来日中のECが観に来ていたらしい)

総勢11名(ドイルをいれたら12名)。ベースのオテイルが抜けてテンポラリーなメムバーが代役を務めていた以外は基本メムバーに変更はなく、期待通りの骨太で豪快なロックを聴かせてくれた。デレクの分厚く豪放なギター・サウンドは期待通りだったし、マイクも数曲リード・ヴォーカルを披露してくれた。そしてスーザンのヴォーカルは益々ソウルフルに深化していたのも頼もしかった。「Midnight In Harlem」に代表されるアーバンでスウィートなソウルは勿論、アンコールのオーティスのカヴァー「You Don't Miss Your Water」には痺れた。
決して新しいわけではないけれど、こんな王道のロックはやはりイイ。



01. Don't Let Me Slide
02. Made Up Mind
03. It's So Heavy
04. Don't Miss Me
05. Do I Look Worried
06. Meet Me At The Bottom
07. All That I Need
08. St. James Infirmary Blues
09. Part Of Me
10. Palace Of The King
11. Midnight In Harlem
12. I Know
13. Bound For Glory >
14. The Storm

E1. You Don't Miss Your Water
E2. Love Has Something Else To Say

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東京ローカル・ホンク @ 中央林間 パラダイス本舗


初めて降りた小田急線の中央林間は県央らしく、空がとても広かった。
実はこの「林間」の地名を聞くとボクは反射的に「Lincoln」に置き換えてしまう。そう、何を隠そう、夕焼け楽団の名盤「ラッキー・オールド・サン」のインナー・スリーヴに記載してあった「South Lincoln Cowboy」(南林間カウボーイ!)の記憶が鮮明に刷り込まれているのだ。

そして、初めて訪れる「パラダイス本舗」は、その夕焼け楽団の藤田洋介さんが経営するお店というのだから、何やら因縁めいた気さえしてくる。お店の存在は以前から気にはなっていたのだが、この日は東京ローカル・ホンクが意外にも「本舗」初登場ということで満を持して臨むこととなった。



お店は至ってシンプルな作りで、カウンターとテーブル席がある細長いスペースの奥が演奏エリアとなっていた。
ほぼ定刻過ぎに登場したホンク・メンは、まるで暖機運転をするように緩いインプロを奏でていく。そして、この日のオープニングは「引越し娘」だ。ここでのライヴを心待ちにしていたファンの熱い声援で、まるでホーム・グラウンドのような暖かな空気に包まれる。続く「お手紙」では場内全員で大合唱となり、早くも佳境に達したような雰囲気となった。

新曲「おててつないで」はエチオピアン・グルーヴと盆踊りを掛け合わせたという佳作で微妙にドメスティックなメロディ・ラインとレゲエ・リディムが複雑に交差する聴き応えがある曲だった。また、弦二君のソロでは定番の「たまらない夜」のホンク・ヴァージョンを初めて聴いたが、ホンクらしいコーラスが加わることで曲に深みを与えていた。

彼らのコーラスの素晴らしさは改めて言及するまでもないが、この日はマイクが一本だけだったにもかかわらず、バンド演奏の時でも見事なヴォリューム感のハーモニーを聴かせてくれた。



マイクレスで歌われた「夜明け前」は、やや集中できない状況下にもかかわらず、ゴスペル・テイストのコーラス・ワークを見事に決めてくれた。やはり、どんな環境でも、歌いきってしまう彼らは、バー・ライヴの楽しさを大切にしているからなのだろう。でも、個人的には、この曲はもう少し静かな雰囲気の中でじっくりと味わいたかったなというのが正直なところだが。



そして、アンコールは、まさにこのお店ならではのスペシャル・セットとなった。カウンターの奥でずっとホンクの演奏を暖かい眼差しで見つめていたオーナーの登場である。東京ローカル・ホンク featuring 藤田洋介 plays 夕焼け楽団 in 中央林間。僅か2曲の共演だったが、これは結構ミラクルな瞬間だったのではないか。アット・ホームな雰囲気の素敵なお店で聴く、ボクの大好きなロック・マナーを醸しだす極上のセッション。そして、そんな喜びを分かち合える盟友がいたことに感謝。

(余談)
この日のライヴはホンク・ヘッヅの大合唱が随所で聴かれたが、ボクも気持ちよく歌わせていただいた。ところが、二日後にブギー・フルーならぬ本物のインフルエンザにかかってしまい、久し振りの高熱にうなされてしまったのだ。

(1st SET)
00. Intro
01. 引越し娘
02. お手紙
03. いつもいっしょ
04. 虫電車 >
05. おにぎりソング
06. はじまりのうた
07. おててつないで
08. たまらない夜

(2nd SET)
09. 生きものについて
10. さよならにありがとう
11. 目と手
12. 夜明け前
13. サンダル鳴らしの名人
14. 昼休み
15. 社会のワレメちゃん
16. おいでおいで

E1. 星くず
E2. バイバイ・ベイビー
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The Autumn Defense @ 渋谷クラブ・クアトロ


2014年の幕開けライヴは The Autumn Defense となった。
彼らは5人編成のバンドだが、中心メムバーのジョン・スティラットとパット・サンソンは、Wilco の現役メムバーであり、特にジョンは Wilco の結成メムバーでもある。ボクは残念ながら見逃しているが、昨年は二人で来日して、Goateeでライヴを行い、バンドとしてのライヴはこの日が最初である。



今回の来日公演はオープニング・アクトがセットされ、ボクが観た東京公演はキセルが登場した。エマーソン北村(キーボード)、北村ゆうこ(ドラムス)を従えたバンド編成で「柔らかな丘」から始まり、「ベガ」まで5曲ほど披露してくれた。いつも通りの飄々としたサウンドに心が和む。



いよいよ、Autumn Defense の登場だ。初めて接する二人の丁寧なMCに人柄が表れ、その素朴なアティテュードには大変好感が持てた。パットは曲によってキーボードとギターを使い分け、流石にマルチ・インストルメンタリストらしい活躍を見せてくれた。一方、ジョンはベースは人に任せてギターを中心に演奏する。

彼らは、ジェフ・トゥイーディーのいない、Wilco の別働隊ともいえる存在だが、彼らの紡ぎだす琴線に触れる美しいメロディとヴォーカル・ハーモニーは(まったく出自は違うが)あの Squeeze を彷彿とさせるようなセンスが感じられる。曲のアレンジは多彩で、サウンド全体にペダル・スティールの響きが印象に残る。所謂カントリー・ロックな肌触りを醸しだすが、巧みなメロディ・ラインには良質なポップのエッセンスも内包していて、なかなか奥が深い。

次々に織り成す美しいサウンドによって会場は自然と暖かい雰囲気に包まれていく。と同時にパットのギター・プレイも熱が入り、ハードな一面も魅せてくれた。リズミックでスピード感のある「Swallows Of London Town」は熱心なファンの声援も多く、会場全体にうねりができていた。

彼らは、基本的には Wilco の活動が中心になるのだろうが、とてもサイド・プロジェクトとは思えない程の質の高さには驚かされた。逆に言えば、Wilco の引き出しの多さもこんなセンスのあるアーティストが集まっているからなのだろう。とにかく、ボクの最も好きなマナーが詰め込まれた素晴らしいライヴだった。

01. Calling Your Name
02. Written In The Snow
03. Silence
04. Sun In California
05. This Thing That I've Found
06. Huntington Fair
07. Back Of My Mind
08. Spend Your Life
09. Swallows Of London Town
10. The Answer
11. None Of This Will Matter
12. Every Day
13. I Want You Back
14. Feel You Now
15. About To Change
16. We Would Never Die

E1. Sentimental Lady
E2. You Can't Have Me
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blues.the-butcher-590213 with Monsieur @ 元住吉POWERS2


いよいよ本年締め括りのライヴである。ちょうど一週間前、湘南台中華三番でホトケのソロを聴いてきたばかりだが、何やら今年の師走はブルーズ三昧となった。BTBのライヴは結構観ていると思うが、ムッシュとのコラボは2009年にリリースされた『Rockin' with Monsieur』のレコ発ライヴ(@ サムズアップ)以来だ。この日は年末の最終日曜日という事で、開場時間には結構お客さんも集まり、最終的には満員の入りとなった。



オープニングはKOTEZのハープが唸るインスト・ナムバー「My Back Scratcher」。早くも会場はブルーズのグルーヴで満たされていく。続く、「Be-Bop-A-Lula」「Walking The Dog」では、ムッシュの老練のヴォーカルが光る。恐らくオリジナルが発表されてから直ぐにカヴァーして、ずっと歌い続けて来た曲のはずだ。決してヴォーカリストとしては恵まれた声質ではないが年季が違う。更には愛器スタインバーガーから発するムッシュだけが紡ぐことのできる独特の和音。もうすぐ75歳になる日本屈指のヒップスターは健在だった。



後半も「Satisfaction」「Route 66」などムッシュの十八番が披露された。一方「Hoochie Coochie Man」はウェスト・ロード時代からの代表曲だが、ホトケが永年歌い続けている曲は流石にグルーヴが違う。まさに "NO ROOTS,NO GROOVE" である。この曲にムッシュのジャジーなコードが絡まり、このコラボならではの響きが生まれる。さらに終盤にかけては曲間を置かずに怒涛のブルーズ大会となり、「Kansas City」やアンコールの「Mojo Boogie」では客席総立ちでコーラスを唱和して、最後は「Sweet Home Chicago」ならぬ「Sweet Home POWERS」で締め括られた。

とにかく今年も良くライヴに通った。優に60本は超えるから週に一度はライヴに通っていることになるのか。
大方にお付き合い頂いた盟友に感謝したい。

(1st set)
01. My Back Scratcher
02. Be-Bop-A-Lula
03. Walking The Dog
04. Knockin' At Your Door
05. Tramp
06. Baby,What You Want Me To Do
07. Mama,Keep Your Big Mouth Shut
08. Feel So Good

(2nd set)
01. I'm Ready
02. Satisfaction
03. Route 66
04. Hoochie Coochie Man
05. Te-Ni-Nee-Ni-Nu
06. High Time Baby
07. Kansas City
08. Killing Floor

E1. Mojo Boogie
E2. The Blues is Alright > Sweet Home Chicago


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シカラムータ 年越さNIGHT @ 吉祥寺 Star Pine's Cafe


"トリプル・チューバ+ツイン・ドラム"という強力な編成で企画された今年の「シカラムータ 年越さNIGHT」。会場全体を揺るがす重低音は想像以上の迫力で、まさに"前人未到で脳震盪を起こすほど"(大熊ワタル談)だった。チューバの低音はマン・ドライヴな低音なので、電気でブーストされるベース音と違って耳痛にならず、身体全体が包み込まれるような快感だった。

とにかく、別働隊のジンタらムータとは違った大所帯のアンサンブルの迫力に会場もどんどん熱を帯びてくる。大熊さんも次第にテンションが高くなり、前半最後に演奏された「Stara Planina」では自らの奇声と相乗して強烈なパフォーマンスを繰り広げた。バンド・メムバーが苦笑していたところを見ると本番で勢いがついたのかもしれない。

後半はシカラムータをバックにして歌うのは初めてという、みわぞうさんのブレヒト/ワイル・コーナー。最近のジンタらムータのライヴでもソロを披露する機会が多くなって来たが、歌唱はいよいよ磨きがかかってきた感がある。曲が終わってからの仕草が何とも可愛らしくて微笑ましく、艶のあるお色直しも必見。1920年代のドイツの戯曲が見事にシカラムータに溶け込んでいる。

後半の「ヤマナミ」や「火の中の火」ではチューバ隊とドラム隊の強烈なリズム・キープにホーン隊が畳み掛けるように鳴り響きわたり、まさにシカラムータでなければ生み出せないサウンドに気持ちよく身を委ねた。「平和に生きる権利」でも日頃聴いている別働隊ヴァージョンとは異なり、ジャズ的なインプロも含み、分厚い音の塊が違った光景を魅せてくれた。

3.11以降の反原発デモで出会ったシカラムータ(ジンタらムータ)。インストルメンタル・ユニットでありながら、リリック以上のメッセージをボクらに伝えてくれる。この日は2013年を締め括る年忘れパーティだったが、更に厳しくなる2014年に向けて気持ちを新たにするに十分なパワーを貰った気がする。「生き生きと幸せに」ね。

(1st set)
01. アフロ知らズ
02. ARTIGIANA
03. グレゴリオ聖歌 / 怒りの日
04. Tivoli March
05. 100年サーカス
06. 地中山脈
07. Stara Planina

(2nd set)
08. Der Song Von Mandelay
09. Kanonen Song (大砲ソング)
10. Alabama Song
11. Bei Mir Bist Du Schon (素敵なあなた)
12. ヤマナミ
13. 眠り男の遁走
14. 火の中の火
15. 平和に生きる権利
16. 道化師の週末
17. ちぎれ雲のバラード

E1. アイラー・メドレー
E2. 生き生きと幸せに



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吉田美奈子 × 森俊之 @ 鎌倉 歐林洞ギャラリーサロン


昨年に引き続き、今年も吉田美奈子の「歐林洞クリスマス」を聴いてきた。今年で14年目を迎えると言うから随分と息の長いシリーズである。この日はウィークデイの早い開演時間にもかかわらず、開場時間には100人で満席となった。何となく余裕のある感じで、アッパーな雰囲気の客層が集まっていたのは土地柄か。

吉田は今年も司教のような黒ずくめの佇まいで十字架を首からさげていた。ご本人はクリスチャンではないと言っていたが、やはりクリスマスという何となくいつもと違う雰囲気の中で聴くライヴは特別なものがある。

今年はサポート・ミュージシャンとしてピアノの森俊之を迎えていた。彼は後半に1曲ピアノ・ソロを披露してくれたが、全編を通して力強いアタックが印象に残るピアノ・スタイルで、時に繊細に響く音色は厳かな雰囲気も醸して、吉田の音楽をしっかりと表現していた。

やはり、この時期ならでは是非聴きたい「もみの木」や「12月のIllumination」はしっかりと聴かせてもらったし、社会的メッセージを内包する「FRAME」や「LOUNG TA」、そして昨年、思わず落涙してしまった「春よ、来い」が再演されたのも嬉しかった。また、アンコールではご本人も殆ど歌った事はないと紹介されたチャップリンの「Smile」は、ちょっとしたクリスマス・プレゼントだったのかもしれない。途中にお約束のティー・ブレイクを挟み、アンコールを含めて全19曲。緊張感に溢れる演奏の合間の彼女のMCに和みながらの濃密な時間だった。

終演後、連れ合いとライヴの余韻を残しながら、娘と合流して、家族3人でささやかな食事をした。そんな何気ない穏やかな時間を過ごせたことに感謝したい。
Peace and Love.



(1st set)
01. Thanks To You
02. 声を聴かせて
03. もみの木
04. GHOST
05. 12月のIllumination
06. 月明かりの中庭
07. 30秒の奇跡
08. 春よ、来い

(2nd set)
09. Tell Me Your Story (*)
10. MOONDROP
11. 雨....
12. FRAME
13. LOUNG TA
14. 凪
15. 音楽の言葉
16. 幸福の境界線
17. THE LIFE

E1. SMILE
E2. 星の海

(*) Piano Solo
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永井ホトケ隆 & Lee @ 湘南台 中華三番


湘南台にあるミラクルな中華料理店「中華三番(なんと英語名はCHINA BLUES NO.3)」で永井"ホトケ"隆と RIE"LEE"KANEHIRA のブルーズ・ライヴを聴いてきた。このお店は、今年のお正月に中川五郎さんのライヴを聴くために初めて訪れたところだが、店構えは街によくある普通の中華屋さんなのに、店主の音楽趣味が滲み出ている不思議な中華屋さんだ。そもそも、こんな渋いライヴを企画するところからして一筋縄ではいかない。

ホトケさんのライヴは最近、 BTB で接する機会は多いものの、ソロ(実際には二人のコラボだが)で聴くのはたぶん今回が初めてだ。しかも、店主ご自慢の焼き餃子をつまみに芋焼酎を飲みながら聴くのだから、まさに日本のブルーズ・ファンならではの楽しみ方と言っていいだろう。

今回サポートとして参加した女性ブルーズ・ピアニストの LEE さんは初めて聴かせて頂いたが、独特のシンコペーションを持ったニュー・オーリンズ・スタイルのピアノを見事に再現し、数曲ではヴォーカルも担当したが、結構パンチの利いた歌声を披露してくれた。セットリストはホトケさんが長年歌い続けてきたモダン・ブルーズが中心だが、Leeさんのニュー・オーリンズ・ピアノとの相性もバッチリと決まり、イイ感じのジューク・ジョイント・ライヴを楽しめた。日本のブルーズ界も奥が深い。



(1st Set)
01. Take A Walk With Me
02. Knocking At Your Door
03. Nobody Knows You When You're Down And Out
04. It's You Baby *
05. Mother Earth *
06. I'm Going Down The Line *
07. Big Boss Man
08. Merry Christmas Baby

(2nd Set)
09. I Just Want A Little Bit
10. Bright Lights Big City > You Gat Me Runnin'
11. Same Old Blues
12. Talk To Your Daughter *
13. Keep On Drinking *
14. Baby Child *
15. Sick and Tired > Something You Got > Slippin' and Slidin'
16. Kansas City

E1. Don't You Just Know It
E2. Ain't Nobody's Business If I Do

* Rie "Lee" KANEHIRA



店内の様子。
壁面には趣味の良いレコード盤がディスプレイされていてる。
CD盤は見たことのないようなインディー盤も多い。
思わず"油まみれの雰囲気"で大丈夫かしらんなどと余計な心配も。

(追記)
この日は昼間に寒い中、国会大包囲に参加して身体が芯から冷えてしまったが、渋い音楽と美味しい中華で心地良い酔いに包まれた。



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第2回 プロテスト・フォーク・ジャンボリー @ 新宿 Naked Loft
題して、『LOUD MACHINE Presents “PROTEST AND SURVIVE” 第2回 プロテスト・フォーク・ジャンボリー』が、新宿の新大久保に近い Naked Loft で開かれた。



■ジンタらムータ
先日のレベル・ミュージック・パーティでも熱演したジンタらムータ。今回もみわぞうさんが、クルト・ワイルやブレヒトを披露。彼女の歌は実に存在感がある。3.11以降、多くの市民が抵抗の最前線で歌う彼らに勇気付けられたが、この日も、連夜で聴く"ヌエバ・カンシオン"に改めて、気持ちを新たにした。
「アベ政権ブッ飛ばそう」by 大熊ワタル

01. グレゴリオ聖歌 / 怒りの日
02. Dances of Resistance
03. 墓碑 1919 (Grabrede 1919 )
04. ドイツの悲劇 (Deutsche Miserere)
05. 大砲ソング(Kanonen Song)
06. 塹壕 (Der Graben)
07. ああ金の世や
08. 不屈の民
09. 平和に生きる権利
10. 生き生きとしあわせに



■西村組(LOUD MACHINE ACOUSTICAL STYLE)
今回のイヴェントを企画した LOUD MACHINE の西村茂樹は、以前、<国会大包囲>の時に、高木克とのコラボで「アリガトウサヨナラ原子力発電所」と「へヴン」を聴いたことがある。長髪から随分と髪を短くしたのでイメージが変わっていたが、良く通る声で実直なプロテスト・ソングを歌う。オリジナル曲に加え、大熊さんのクラリネットを加えて「満月の夕」「沖縄を返せ」も披露した。



■寿
筋の通ったイヴェントでは必ずと言って良い程、登場する寿。演目は沖縄民謡から高田渡、そしてオリジナル曲と多様な"寿スタイル"だが、元気なナビィの歌はどんな時でも明るくポジティヴだ。ギター/三線の宮城善光(ナーグシクヨシミツ)のTシャツには「琉球独立」の文字、そしてギターには「沖縄の未来に基地はいらない」のメッセージが。

01. 安里屋ユンタ
02. ヒヤミカチ節
03. 生活の柄
04. 月下美人
05. もう愛しかない
06. 我ったーネット



■中川五郎
新旧すべての曲が、今の時代に見事に対応したプロテスト・ソングだった。軍靴の音がすぐそこに聞こえてきそうな昨今、"国のために用意はいいか"と叫ぶ「西暦20X0年」がこんなにも切実に響く時代が来てしまったとは。同曲終盤の五郎さんのヘンドリックス張りの暴発ギターはまさに抵抗の轟きだ。
そして、盟友garsonくんから情報を得ていた「何が可笑しいの、愛と平和、信じること」が聴けたことも最高だったし、数日前に作詞したというディランのカヴァーはまさに今の為政者を揶揄する痛烈な歌だった。



■中川五郎 with ジンタらムータ
そして、やはり白眉は「リヤカー」と「大きな壁」だろう。五郎さんの詩がジンタらムータのクラリネット、チューバ、トロンボーン、チンドン太鼓の自由な音色と相まって、いつにも増して強いメッセージとして会場に溢れた。
何時だったか、五郎さんのライヴで、終演後「是非ともジンタらムータとコラボしてください」とお願いしたことがあったので、このコラボは夢が叶ったような思いだった。

01. 気付かないうちに
02. (What's So Funny 'Bout) Peace, Love, and Understanding
03. License to Kill
04. 西暦20X0年
05. 一台のリヤカーが立ち向かう
06. 大きな壁が崩れる/We Shall Overcome 2012

ラヴ・ソングとともに、ずっと抵抗の歌を歌い続けてきた五郎さん。今改めて抵抗の歌を歌わなくてはならない状況に複雑な気持ちだろう。しかし、しなやかで力強いプロテスト・ソングは多くの人々の心の中で共鳴し、それが大きな力となる。次回はさらに大きな会場でより多くの人に感じて欲しいと思う。

¡El pueblo unido, jamás será vencido!




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